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試練

おかげさまで苗の方はその後持ち直し、
今週無事植え付けまでもっていきました。
しかし本当の試練はこれからでした。

まずにんじんの場所に劣らず植えつけた畑の土が非常に固い!
ていうかこれは土ではない、塊である。
コブシ程の大きさの塊がごろごろと落ちているような場所に植えていく。
当然そのままではまともな生育は期待できないので可能な限り手で握り潰しながら砕いた後植えていきました。

植え付けというのは通常やっているうちに腰が痛くなってくるものですが、
むしろ今回は握りすぎてとても手が痛い!
それにしてもこれほどやりにくい植え付けは初めてでした。
宮崎県でやっていたときよりも5倍は時間がかかっているでしょう。

次に今秋はとっても雨が少ない!
それこそ今月の初めの方に1回降ったきりである。
そのためただでさえ固い土がいよいよ異常な固さとなってくる悪循環ぶり。
そしてそれ以上に心配なのが水不足の面である。

しかもただでさえ不足気味なのに、今回植えたキャベツとブロッコリーは、
この日まではとってもふわふわでやわらかい土に植えられていて、
ハウスの中で強風や豪雨からは常に守られて、
おまけに充分な水が毎日供給されているというまさに純粋培養で世間知らずのおぼっちゃん苗なのである。

例えるならば日本の上流階級のご子息がある日突然さらわれてアフリカの貧民街にでも連れて行かれてしまったようなものじゃないだろうか。
これほどの急激な変化に耐えられるだろうか?ていうか私だったら無理です(笑)

土の固さはもはや今回はどうにもならないとしても、
水ならば援助してやることができる。
というわけで植えてからも朝夕1回づつの水やりを継続している状況です。
前回の『溺愛』と矛盾しているのではないかという指摘もあるとは思いますが、
今放っておいたら確実にだめになると思われますのでやむを得ないという判断です。

どうして今なんだ、植えるのをもっと遅らせればいいじゃないかと思う方もいると思います。
しかし私が見たところこの時期を逃せば植え付けに適した時期を過ぎてしまうと思ったのです。
そうなってしまえば根を張らせる力が弱まってしまい、
その後例え雨が降ったとしても畑に植えてからそこに定着するのが困難になってしまいます。

この定着するのを活着と言います。
苗で育てる農産物にとってこの時は育苗に次いで重要です。
さしずめ人間で言えば学校を卒業して社会に出て行く時期とでもいうのでしょうか。

それなのでこの活着さえしっかりできれば後はあまり心配はありません。
少なくとも1日2回も水をやる必要はないでしょう、というかむしろ有害です。
社会人が会社から給料をもらうのに家で親から大金ををもらっていたらおかしいでしょう。
本人のためにならない行動はしない方がいいのは農作物でも一緒です。

ただし現状の地下足袋で足を踏み入れると足が痛いほど硬く乾燥しているような状況では手は入れるべきだと判断します。
雨が1日でも降ればもうそんな必要はなくなるのですがねぇ…。
マジでなんとか耐え忍んでくれ、としか言いようがありません。
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溺愛

前回の続きです。
苗が病気になってしまった原因が2つあると書きました。
1つはデジタル思考だと言いましたがもう1つは何なのか?
私はそれは過保護だと思っています。

前回も書きましたが農産物というのは生き物です。
生き物である以上生きるための力というものが必要になってきます。
農産物で言えば根を張って水や養分を獲得する力、
暑さ寒さや強風、豪雨、強烈な日差しといったような自然環境に適応できる力、
さらには虫や病原菌といった天敵に打ち克つ力です。

このような力は私たち生産者がどんなに手伝っても与えることはできず、
農産物自身が自ら獲得していくものです。
今回のことはちょっとでも乾けばすぐ水をやってしまう私の過保護ぶりも招いた事態だと思うのです。

これが苗箱でハウスの中で生産者の管理下で育っている内ならば良いかもしれませんが、
ひとたび畑に移された後はどうなるでしょう。
もし植えてから1週間ほど雨が降らなくなったらどうなってしまうでしょう。
水ならばまだなんとかなるかもしれませんが、環境の変化や病害虫ならばどうでしょう?

近代農業のほとんどはある意味こういう過保護農法だと思われます。
水が必要ならばすぐ水を、肥料が必要ならばすぐ肥料を、
環境の変化が負荷となるならばマルチを張って地温を逃さないようにとか、
ハウスを立てて雨を凌げるようにとか、中で暖房を焚いて冬でも暖かいようにとか、
とにかく生産者が農産物に対してもの凄く世話を焼いています。

このこと自体は必要なことですが、結果として農作物自身が生きる力を獲得するのを阻害しているという事実も見つめるべきだと思います。
特に農産物さえ育てば畑に棲む他の生物がどうなろうと構わないという考え方はとても危険だと思います。
最終的には必ず農産物と生産者自身に跳ね返ってくるでしょう。
どんなに強力な農薬が開発されても病害虫の被害が消えないことがそれを証明しています。

どこまでが生産者が手を焼くべきなのか、それをしっかり見極めていくことが重要だと思います。
例えばトマトならばどう頑張っても雨に弱いので雨から凌げるくらいの屋根用にビニールを張ってあげるくらいはしてあげるべきだと思います。
ただしそれ以上はやるべきではないと言っているのではありません。
その評価は何をどのくらい作るかによって変わってくるので一概には言えないものです。

やはり元が都会人で経験が極浅いだけあって失敗するべくして失敗していると思います。
今後は農産物の他にもお客さんも相手にしていくようになったらなお更増えていくでしょう。
どうせ避けられないものならばせめて何に気をつけてどう対処していくか意識を保って今後も進んでいきたいと思います。

育苗

5月から立て始め、7月にビニールを張ったビニールハウスにも、
今月からようやく苗が入り始めました。
9/4にはキャベツとブロッコリーを、9/13にはハクサイを蒔いていきました。

現在先に蒔いたキャベツとブロッコリーがすくすくと育っていますが、
その中の1、2割の苗が倒れてしまっているという異変が起きています。
良く見てみると根元の茎が細くなっていて、体を支えきれていないようなのです。

大半は無事なのですがさすがに心配になったので、
すぐに隣の農家さんと以前宮崎で教わっていた農家さんに聞いてみました。
こちらとしては植え方が浅かったのか、じゃなきゃ虫にやられたのかと思いましたが、
両者とも一発で立ち枯れ病ではないかと言い当てました。

特に後者の私の先生は水をやり過ぎているのではと指摘をしてくれました。
そう言われて私もすぐに思い当たりました。
と言うのも現在使っている育苗土は以前使っていたものよりもかなり水持ちが良く、
それこそ朝に水をやってから夕方まで放っておいても充分湿っているほどです。
にも関わらず朝と夕方に1日2回づつという以前のやり方を遵守してしまったのです。

農作業においてアナログ思考は不可欠です、
今回のような1日の内に水やりを何時に1回、その後何時間後にもう1回とか、
肥料はきっちり何kgとかいうデジタル的な考え方だけでは必ず失敗に繋がります。
なぜならば相手にするのは農作物で生きているものであり、
その周りの環境は常に変化しているのです。
つまりその時の状況で農作物にとっての健全な生育の条件というのは違ってくるのです。

例えば今回の例をデジタル的に対応しようとすると、
別の場所から1日2回水をかけられる土を買ってきたり、
立ち枯れ病に対応するための薬品などの資材を容易したりするのでしょう。

これをアナログ的に対応しようとすれば実に簡単です、
単に水をやる頻度を減らせば良いだけです。
ただし具体的にどれだけ減らせば最善かというデータはないので、
自分で様子を見ながら探っていかなければなりません。
一方で土を変えたり農薬を使ったりという対応も別にやって構いません。

要するにデジタル思考よりも遥かに幅の広い選択肢があるのです、
その中から自分で最善の方法を考えて実行していくのです。
そういう基本的なことを忘れてしまいデジタル思考に陥ってしまった自分の未熟を恥じるばかりです。
来月にまた別にキャベツとブロッコリーを植えるので同じ事をしないように気を付けたいと思います。

これで完結したように見えますが、実はもう1つ重要な失敗の原因があると思います。
次回はそれについて書いていきます。

種まき

更新が遅れてしまいました。
さて農園では3種類の種を蒔きました。
まずは9月3日にニンジンを、翌日にはキャベツとブロッコリーを蒔いていきました。
ニンジンは直接畑に、キャベツとブロッコリーは育苗箱に蒔いていきます。

先に蒔いたのはニンジンでしたが発芽したのはむしろキャベツとブロッコリーの方が早かったです。
どちらも蒔いて3日目には小さな芽が出ていました。
こちらは市販のやわらかい育苗用の土を使っているので余程のことがなければ発芽します。

逆に心配なのはニンジンで、こちらは少し種を蒔くのが難しいのです。
種まきの際には土を種の3倍の厚さで覆っていくのが基本となりますが、
このニンジンの種は非常に小さいためつい厚くなりすぎてしまったりします。

現在私が借りている畑は6枚ありますが、どれも地元の人にして
「よくこんなとこやるね~」と言われてしまうほどの重粘度質で、
土が非常に固くて畑全面に塊がゴロゴロ散らばっているような状況です。
そんな畑でうまく土をかけられたかどうかとても気になるところです。

こんな場所を手でやるのは質的にも量的にも厳しいので「ごんべえ」という手押しの種まき機を使っていきます。
これは宮崎で教わっていた農家さんも使っていたものです。
もちろん畑の土の様子は大いに違いますが。

ニンジンは発芽するまで約1週間、
とりあえずは様子を見ていきますが、
もし出なかった場合は別の場所にニンジン用の柔らかい土の畑を借りざるを得ないでしょうね。
どうか発芽しておくれ~
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手抜きのーか

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